A5判 342ページ
価格: 2,200円(会員・非会員同額)
― この1冊で鋳造の基礎がすべてわかる
・鋳造の歴史・設計,溶湯及び凝固特性・鋳造方案・鋳型・鋳造法・品質管理・環境対策
まで基礎技術を網羅
・大学の授業,社員研修などに最適なレベル設定
・知りたい項目からすぐ調べられる.充実の索引約550ワード
・持ち歩きに便利なA5判ハンディサイズを採用
・専門書は高い,を覆す購入しやすい価格設定
鋳造とは,液体から固体を作る技術であり,ある意味では「無」から「有」を作る技術である.金属材料の基となる重要な技術であり,この技術なくして は工業を発展させることは難しい.しかし,液体から固体になるという相変態を伴うことで,大昔から使われてきた技術にもかかわらず,いまだに解明されてい ない点も多く,興味深い技術ではあるが,かかわったことのない人にとっては理解することが難しい技術となっている. この重要な技術をできる限りわかりやすく説明し,初心者にもその基礎を理解してもらうことが必要であると考え,日本鋳造工学会編集委員会が企画したのが本書である. ま ずは,月刊誌「鋳造工学」で掲載する講座を企画し,「鋳造工学概論」として連載することにした.鋳造の初心者を対象に,大学の学部3年生から大学院程度の 基礎知識のある人が十分理解できるような内容とした.鋳造の共通技術として,種々の材料における鋳造の歴史から始まり,鋳造品の設計,溶湯及び凝固 特性と鋳造方案の一般論,鋳型,鋳造法,品質管理,環境対策などの基礎技術を連載した.連載は,2013年の鋳造工学第85巻第4号から始まり,2015 年の第87巻第2号まで約2年間にわたって掲載された. |
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