銅合金研究部会・銅合金金型鋳造研究部会シンポジウム
素形材技術セミナー 銅合金鋳物
主催:公益社団法人日本鋳造工学会
一般財団法人素形材センター
協賛:一般社団法人日本鋳造協会
公益社団法人日本鋳造工学会銅合金研究部会,銅合金金型鋳造研究部会
部会長 岡根利光
日本鋳造工学会銅合金研究部会は日本鋳造協会銅合金技術委員会との合同委員会として開催されており、平成23年度より「鉛フリー銅合金,特に新JIS合金並びに低鉛青銅鋳物の諸特性に関する研究」のテーマで活動を進めてきました。特に、本研究部会では銅合金鋳物関係のJIS見直しに合わせて、原案作成に必要な基礎的なデータの取得を行いました。これらの知見を基に原案が作成され、JIS改正へと進む予定です。
また、銅合金金型鋳造研究部会では「銅合金鋳物のダイカスト・金型鋳造に関する研究」を進めてきました。銅合金の適切な物性評価とCAEの活用によって、割れの予測、金型鋳造の可能性を論じることもできるようになってきました。
今回、本研究部会の活動してきた成果を広くお知らせするため,公益社団法人日本鋳造工学会と一般財団法人 素形材センターは合同で、下記プログラムによるシンポジウム・セミナーを企画いたしました。皆様の技術力向上、生産性向上の参考になればと存じます。つきましては、多忙中とは存じますが多数ご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。
- 開催日 : 平成28年3月25日(金)10:00~16:45
- 場 所 : 機械振興会館 〒105-0011東京都港区芝公園3-5-8
- 参加費 : 日本鋳造工学会会員 15,000円,学生 1,000円,非会員 28,000円
素形材センター賛助会員 15,000円 - 申込先 : 申込終了しました。
または,下記に郵便・FAXにてお願いいたします.
[事前お問い合わせ先] 〒105-0012東京都港区芝大門1-10-1
(公社)日本鋳造工学会 事務局TEL03-6809-2303,FAX03-6809-2330, e-mail:jfs@jfs.or.jp - 振込先 : 銀行口座 三菱東京UFJ銀行 銀座通支店 普通預金 口座番号 0686846
郵便振替 00170-9-40682番
口座名義 公益社団法人日本鋳造工学会 ヨミ シャ)ニホンチュウゾウコウガッカイ - 申込期限: 平成28年3月18日(金)(定員100名になり次第締め切ります)
<プログラム>
10:00~10:40 開会の挨拶、「JIS改正の概要」産業技術総合研究所 岡根利光
10:40~11:20 「CAC411へのりん添加の影響」 関西大学 教授 丸山徹
11:20~12:00 「CAC804への耐食性とすず添加の影響」 三菱伸銅(株) 後藤佳行
昼食・休憩(学生の方以外は昼食を用意いたします)
13:00~13:40 「CAC211、CAC231の特徴」 サンエツ金属(株) 上坂美治
13:40~14:20 「CAC232、CAC906の特徴」 Jマテ.カッパープロダクツ(株) 伊藤智樹
14:20~15:00 「CAC221、CAC905の特徴」 (株)栗本鐵工所 山本匡昭・山田浩士
休憩
15:20~16:00 「銅合金の流動性評価の精度向上」 産業技術総合研究所 本山雄一
16:00~16:40 「銅合金鋳物の金型鋳造とシミュレーションによる割れ予測」 早稲田大学 教授 吉田誠
16:40~16:45 閉会の挨拶