鋳造設備研究部会
研究部会への参加申し込み・ご意見・お問い合わせ等は以下のお問い合わせフォームより送信いただきますようお願い致します。
部 会 長 | 坪田 博隆((株)山善・元クボタ) |
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幹 事 | 佐藤 道太(新東工業(株)) 山田 実(岐阜高専) 田崎良佑(青山学院大学) |
開始年月 | 2020年4月 |
部会公式サイトURL | 部会公式サイトはこちらから |
研究テーマ | スマートファクトリー実現に向けたソリューション技術の深化 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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趣旨 | 近年、IoTやロボット、人工知能(AI)、ビッグデータ等の先進技術の進展に伴い、製造業では加工・組立、サプライチェーンを中心に、これらの先進技術を生産現場へ活用することが進められています。鋳物工場では、これらの先進技術を活用したスマートファクトリー化によって、生産現場の安全性向上や鋳物生産の効率化、品質安定化、技能伝承が促進され、国際競争力を高めることができます。そこで、本研究部会では、前部会期の実施テーマ「スマートファクトリー実現に向けた鋳物生産技術の形式知化」を更に深化させ、鋳造業におけるスマートファクトリー実現に向けて、我が国の鋳造設備技術や鋳物生産技術の進むべき方向や在り方を議論し、提言していきます。上記の鋳造設備および生産技術に関する研究に興味関心のある企業、研究所または大学などの方々の参加をお待ちしております。IoTを活用した生産現場の見える化、生産性向上、ロボット活用による省力化、代替化、無人化、AIを用いた熟練技能伝承や多品種少量対応など、スマートファクトリー実現のためには無くてはならない技術であり、多彩な切り口から議論を進めます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
研究部会への誘い | 鋳造設備研究部会は、鋳造設備に関する情報交換や技術交流を行い、鋳造業界の発展に貢献するために活動しています。 年間3回の研究発表会(現場改善事例や先端的研究開発)と1回の工場見学を実施しています。 鋳造設備に関する研究および技術開発に興味関心のある企業、研究所または大学等の方々の参加をお願い致します。 |
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研究部会の歴史 | 鋳造設備研究部会は、1961(昭和36)年7月に鋳造設備部会として設立し、2021年7月に60周年を迎えます。これまでの活動状況は以下の通りです。これからも鋳物品質や生産性の向上、環境改善に寄与する鋳造設備技術について議論や研究活動を行っていきます。
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令和2年度活動状況
第1回
日時 | 2020年7月31日 |
場所 | オンライン開催 |
内容 |
1.作業者による手動注湯に対する注湯流量計測と注湯作業の技能評価 |
第2回
日時 | 2020年11月9日 |
場所 | ハイブリッド開催 |
内容 |
1.鋳物工場の今後のビッグデータ活用 |
平成31(令和元)年度活動状況
第1回
日時 | 令和元年7月24日(水) |
場所 | 東京工業大学キャンパスイノベーションセンター東京 |
内容 |
1.悪臭防止法に基づく鋳物工場の脱臭・消臭対策 |
第2回
日時 | 令和元年10月7日(月) |
場所 | ウインクあいち(愛知県産業労働センター)10 階 1005 会議室 |
内容 |
1.鋳造設備における砂による摩耗現象メカニズムと特性評価 |
第3回
日時 | 令和元年11月25日(月),26日(火) |
場所 | KANAMORI SYSTEM Inc.,(株)小松製作所 氷見工場 |
内容 | 工場見学 |
第4回
日時 | 令和2年3月11日(水) |
場所 | 東京工業大学キャンパスイノベーションセンター東京 |
内容 | 中止(新型コロナウイルスCOVID-19感染拡大防止のため) |
平成30(2018)年度活動状況
第1回
日時 | 平成30年9月13日(木) |
場所 | 名古屋ABC会議室 第7会議室 |
内容 |
1.鋳造におけるロボット活用の最前線と私の研究者人生 |
第2回
日時 | 平成30年11月26日(月),27日(火) |
場所 | 山梨大学,(株)キッツ長坂工場 |
内容 | 工場見学 |
第3回
日時 | 平成31年1月24日(木) |
場所 | 東京工業大学キャンパスイノベーションセンター東京 509室 |
内容 | 1.熟達者知見を教師データとした”気づき”を促すAI「ORGENIUS」 ((株)LIGHTz)堀越龍彦 2.ORGENIUS活用事例~誰でもできる鋳造欠陥判定~ ((株)田島軽金属)柳田晃希 3.軽金属のセミソリッド成形加工技術 (産業技術総合研究所)村上雄一朗 |
第4回
日時 | 平成31年3月25日(月) |
場所 | 名古屋ABC会議室 第4会議室 |
内容 | 1.IoT に関する取組事例 (太洋マシナリー(株))橋本侑典 2.手込め造型からロボットを利用した自動造型への置換 (栗田産業(株))栗田圭,高内康弘 3.鋳造設備研究部会60周年シンポジウムに関する議論 |
平成29(2017)年度活動状況
第1回
日時 | 平成29年5月27日(土) |
場所 | 東京都市大学世田谷キャンパス |
内容 |
日本鋳造工学会全国講演大会 鋳造設備研究部会オーガナイズドセッション「グローバリゼーションに対応した鋳造設備」 |
第2回
日時 | 平成29年9月21日(木) |
場所 | カネジュービル 第1会議室 |
内容 | 1.現場実績データ(IoT)を活用した品質分析/品質改善ソリューション (SCSK中部プラットフォーム事業本部)番正生,藤崎誠 2.天井クレーンによる溶湯搬送支援システムの開発 (豊田高専)兼重明宏 3.小型シリンダーブロック原価改善活動 (コマツキャステックス(株))八島淳 |
第3回
日時 | 平成28年12月6日(水)、7日(木) |
場所 | (株)コイワイ,いすゞ自動車(株)藤沢工場 |
内容 | 工場見学 |
第4回
日時 | 平成29年3月6日(火) |
場所 | 東京工業大学キャンパスイノベーションセンタ |
内容 | 1.ワイヤ+アーク放電を用いたアディティブ・マニュファクチャリングによるニアネットシェイプ造型 (埼玉大学)阿部壮志 2.生型鋳造ラインにおけるITの活用について (Kanamori System Inc.)松島直純 3.遠心鋳造プロセスにおける小径シリンダーライナー製造への課題対応 (ホンダエンジニアリング(株))神谷幸治 |
平成28(2016)年度活動状況
第1回
日時 | 平成28年7月13日(水) |
場所 | 安保ホール |
内容 | 1.X線CTによる鋳造品の非破壊検査 (東芝ITコントロールシステム(株))岩澤純一 2.凍結鋳型を用いた低環境負荷鋳造技術 (産業技術総合研究所)尾村直紀 3.CBMによる故障ゼロ活動の取り組み (日産自動車(株))猪俣隆博 |
第2回
日時 | 平成28年11月8日(火) |
場所 | 新東工業株式会社 豊川製作所 |
内容 | 1.新東工業株式会社豊川製作所 見学 2.学習制御の自動注湯機への応用 (岐阜高専)山田実 3.弊社における最新の生砂管理事例 ((株)クボタ)松本圭司 |
第3回
日時 | 平成28年12月20日(火)、21日(水) |
場所 | 東日本旅客鉄道(株) 長野総合車両センター,(株)コヤマ |
内容 | 工場見学 |
第4回
日時 | 平成29年3月2日(木) |
場所 | 東京工業大学キャンパスイノベーションセンタ |
内容 | 1.最近の湯流れシミュレーション (大同大学)前田安郭 2.粉体離型剤を用いたアルミニウム合金の金型重力鋳造 (大阪産技研)武村守 3.取鍋傾動式自動注湯機における湯こぼれを最小化する取鍋位置決め制御 (山梨大学)野田善之 |
平成27(2015)年度活動状況
第1回
日時 | 平成27年5月24日(水) |
場所 | 早稲田大学西早稲田キャンパス |
内容 | 日本鋳造工学会全国講演大会 鋳造設備研究部会オーガナイズドセッション 「人と環境に優しい鋳造設備技術」 1.私のものづくり―自動車用鋳造設備から楽器づくりまで 佐伯和良 2.クボタ恩加島事業センターのCO2排出削減に向けた省エネ課題と取組み状況 ((株)クボタ)坪田博隆 3.最新のバイオコークス製造装置の開発 ((株)ナニワ炉機研究所)村田博敏 4.水分解ガスの溶断システム (太洋マシナリー(株))佐藤直樹 5.保持炉インダクタの溝詰り防止による寿命延長 (日産自動車㈱)荻野章太 6.ダイカスト注湯プロセスにおける滞留成長を考慮した空気巻込み抑制 (豊橋技術科学大学)田崎良佑 7.注湯制御におけるオンラインモデルパラメータ同定の高速化 (山梨大学)野田善之 |
第2回
日時 | 平成27年10月5日(月) |
場所 | 名古屋駅前イノベーションハブ |
内容 | 1.金属粉末積層造形法の概論と大阪府立産技研における研究開発 (大阪府立産業技術総合研究所)中本貴之 2.鋳造設備メーカーにおけるグローバル化への取り組み事例の紹介 (新東工業(株))佐藤道太 3.中小企業の世界市場開拓の挑戦(GIFA2015) ((株)田島軽金属)松本貴昭 |
第3回
日時 | 平成27年11月24日(火),25日(水) |
場所 | 武山鋳造㈱、エイティ九州㈱ |
内容 | 工場見学 |
第4回
日時 | 平成28年3月31日(月) |
場所 | 東京工業大学キャンパスイノベーションセンタ |
内容 | 1.鋳造設備は溶湯充填挙動を予測して制御できるか (豊橋技術科学大学)田崎良佑 2.鋳物砂の再生新技術法について ((株)太洋マシナリー)古志野博康,井上晃利 3.マイクロ波を利用した効率的なロストワックス鋳型乾燥装置開発 (埼玉産総センター)永井寛,(日本ハイコム(株))千田憲雄,小谷卓士 |
平成26(2014)年度活動状況
第1回
日時 | 平成26年6月27日(金) |
場所 | 東京工業大学キャンパスイノベーションセンタ |
内容 | 1.当社のグローバリゼーション ((株)ナニワ炉機研究所)村田博敏 2.鋳造設備のグローバル化対応と課題 (トヨタ自動車(株))緒方勇夫 3.公設試における鋳造品の技術相談事例 (大阪府立産業技術総合研究所)武村守 |
第2回
日時 | 平成26年9月24日(水) |
場所 | 名古屋駅前イノベーションハブ |
内容 | 1.中小企業の製品輸出を規格面で支援する広域首都圏輸出製品技術センターの紹介 ~製品輸出の規格面での課題とは~ (東京都立産業技術研究センター)西野義典 2.グローバル対応の取り組み (旭テック(株))鈴木和彦 3.KPI活動による品質改善事例 ((株)クボタ)松本圭司 |
第3回
日時 | 平成26年12月3日(水)、4日(木) |
場所 | (株)三共合金鋳造所、太洋マシナリー(株)、(株)クボタ恩加島事業センター |
内容 | 工場見学 |
第4回
日時 | 平成27年3月23日(月) |
場所 | 東京工業大学キャンパスイノベーションセンター東京 |
内容 |
1.会社のグローバル化 |
平成25(2013)年度活動状況
第1回
日時 | 平成25年6月10日(月) |
場所 | 名古屋駅前イノベーションハブ |
内容 | 1.日産自動車 栃木工場 震災からの復旧に挑んだ記録(日産自動車㈱)吉田明 2.鋳造設備の災害対策と事例(新東工業㈱)橋本邦弘 3.省電力検討事例報告(コマツキャステックス㈱)林正憲 |
第2回
日時 | 平成25年9月19日(木) |
場所 | 東京工業大学キャンパスイノベーションセンタ |
内容 |
1.Mgコアードワイヤー黒鉛球状化処理と設備((有)日下レアメタルル研究所)鹿毛秀彦 |
第3回
日時 | 平成25年12月2日(月),3日(火) |
場所 | ㈱アイメタルテクノロジー北上工場、岩手大学工学部付属金型技術研究センター |
内容 | 工場見学 |
第4回
日時 | 平成26年3月18日(火) |
場所 | 東京工業大学キャンパスイノベーションセンタ |
内容 | 1.開発は不可能を可能にする (日本ルツボ(株))岡田民雄 2.虹技(株)姫路工場太陽光発電所の設置・稼動状況について(虹技(株))黒田伸吾 3.水分解ガスの溶断システム (太洋マシナリー(株))山崎亮太 |