これまで鋳造の世界では、組織を光学顕微鏡で見るところまでがほとんどでしたが、破壊や不良の原因調査を一歩進めるためにはSEM(電子顕微鏡)が、有効。
SEM は光学顕微鏡をはるかに凌ぐ分解能があり、元素分布も調べられます。
走査電子顕微鏡(SEM)の原理と応用
一般社団法人日本分析機器協会
https://www.jaima.or.jp/jp/analytical/basic/em/sem/
高価な機械で中小企業には入手やメンテナンスは難しい。
しかし、各県の工業技術センターでは必ず設置されており、最近では操作の仕方を教育し利用者が自分で操作して納得できるまで調べることができるようになりました。
例:岡山県工業技術センターは、利用者が設置機器を直接操作する仕組みを推進中で、SEMなら5,570円/時間で利用できます。
外部に操作を開放している機器リスト
(※事前に操作方法の教育受講など手続きが必要)
https://unit.aist.go.jp/chugoku/kaihou-kiki/data/okayama/A-01-098.html