広島大学 材質制御工学研究室 (松木一弘・崔 龍範 研究室)
https://zaishitu.hiroshima-u.ac.jp/
研究内容
材料にこだわり、未来を変える
現代は、地球環境規模での環境調和を保ちつつ、機械の高性能化が目指されています。 例えば、地球規模での環境対応型合金として高い比強度・靭性を持ち、また高温までの温度域で表面安定性を有する高性能・多機能材料の開発のためには、合金組成、製造プロセスと組織の最適化が、キーテクノロジーになり、これらの関係を最下段のイラストに示しています。 機械部材の材料性能が高度、かつ多様化される中、材料についてはインテリジェント化さえも模索されつつあり、材料の材質制御が不可欠となってきています。 材質制御の基本原理は大まかに二通りに分類されます。第一の方法は合金化、複相・複合化などの材料工学的手法であり、第二の方法は力学的あるいは熱的条件の制御などの機械工学的手法です。 これら二つの方法は、個別に独立したものでなく相互に関連しあったものです。 当研究室では、機械構造用材料や機能材料等の種々の材質最適化のために必要な、材料内部の変化現象のモデル化、材料生産プロセスにおける計測・制御、新しい材質制御プロセスの開発など、材料工学と機械工学の複合領域の課題を取り扱っています。 |
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