ITスキルで、日本ではあまり教えてこなかったのがデータベースの取り扱いとSQL(言語)。
CPUが得意なのは、大量データを取り扱うこと、その能力や速度は到底人間の手作業でかなうものじゃない。
インターネットで、大量のユーザーを誤りなく認識し、データの受け渡しを行うとか、
検索で地球上のあらゆるデータから、目的のものを引っ張り出すことや、
企業の基幹システムで、受注・販売・売上のデータなどを瞬時に把握しデータサービスするのも、
全てデータベースというシステムの仕事です。
入力システムを構築するのは、ITのプロの仕事で、素人が手を出す分野ではありませんが、
データベースシステムのデータを利用するのは素人でも少しSQLを学べば、自由自在にできるようになります。
DBシステムで必要なデータ範囲を抽出してエクセルに出す
そのエクセルファイルを、アクセスにリンクしSQLアプリとして利用し分析
まず、データベースから自分の欲しい情報をSQLで取り出しエクセルファイルにします(CSVをエクセルファイルに変換)。
これで、アクセスの機能でDBの内容を誤って更新し変更するリスクを避けることができ、安全にデータを扱えます。
アクセスではGUIが使えて直感的にクエリー作成可能(項目選択はドラッグドロップやダブルクリック)
エクセルファイルはそのままで、項目名の変更・品名ごとの合計など自由に検索・分析ができる。
SQL 事始め まずは動画で入門編を見てみましょう
https://www.youtube.com/watch?v=v-Mb2voyTbc
私のお勧めは、Microsoftが提供するデータベースソフト Access をSQLを簡単に利用できるアプリとして使うこと。
※Accessで新規入力システム構築は、素人には無理。(入力データの制限など多様多彩な保護機能など複雑怪奇でプロ分野)
理由は、システム作る壁と必要知識が膨大過ぎること、Microsoft のバージョンアップで過去の資産が使えなくなくケースが多いこと。
しかし、Accessのデータを扱うクエリー作成のしやすさは抜群。
エクセルをAccessにリンクする。
これでAccessは、エクセルシートをデータテーブルとして使えるようになります。
エクセル単体では行いにくい、異なる表をキー項目でリンクして、必要項目だけを選択し、集約・合計・平均・最大・最小・個数などを簡単に作り出すことも簡単にできます。
しかも、アクセスで作ったクエリーをマスターテーブル替わりに使うことも簡単です。
しかも、一度作ったアクセスのクエリーは、エクセルのデータを更新しても、そのまま使えます。
自分で作ったDB分析ツールとして、何度でも使えるプログラムになっています。
同じことは、pythonなどプログラム言語でもがんばればできますが、Accessを使うと朝飯前でできてしまいます。
Accessを利用することに特化した動画youtubeがこれ。
わずか13分ほど(必要なのは前半7分だけ)で、既存のテーブル情報をguiでSQLができてしまうAccessの利用法が分かります。
https://www.youtube.com/watch?v=sRHpeM_Q0mE
この前半、7分までだけでOKです。更新機能や追加機能は通常不要です。
なお、アクセスのクエリーで抽出し作ったデータはエクセルにコピーすれば、自分で作った表として利用できます。