無水鍋は、ある程度の重量のある蓋が、鍋と密着することで加熱で発生する蒸気が蓋で冷却され水滴に戻ることで、材料の水分だけで調理できる鍋のこと。
蓋と鍋の合わせ面が、精密にぴったり合うことが必要で、銑鉄鋳物鍋やアルミニウム鍋で実現できます。
広島県には、アルミ製の無水鍋を作る企業がありました。その精密な技術が自動車メーカーの目に留まりカー部品も製造するようになったと。
以下、ご紹介
世界を駆ける製造技術
無水鍋®を原点に、 世界最先端の自動車部品製造へと発展した技術と熟練の技
無水鍋®の技術で世界有数の企業に発展
無水鍋®は、マツダ社をはじめその他の日本有数の自動車メーカーのパーツを手がけるアルミニウム製品の鋳造・加工技術によって造られています。昭和30年代の初頭、無水鍋を始めとする日用品を製造していた私たちに転機が訪れました。無水鍋の砂型鋳造技術が東洋工業(現マツダ社)の目にとまり、自動車部品の製造を受託。これをきっかけに自動車部品業界に参入します。やがてR360クーペやキャロルなど、大衆車の登場で受注が増加。工場の増設やダイキャスト鋳造など新技術の導入を行いながら、対応してきました。そして、半世紀以上を経た今、この技術は世界有数と評されるまでに成長。無水鍋®はものづくりの原点であり、私たちの可能性を切り拓く羅針盤なのです。
半世紀以上つづく機能的な基本デザイン
誕生以来、無水鍋®は「加熱調理器として100%の力を発揮すること」、「素材の旨みと栄養を活かす料理をスピーディーに作れること」という基本の機能とデザインを忠実に守り続けています。 また、アルミニウムそのままの色を生かした本体は、傷がついても目立ちにくく、使い込むほどに味が出て、「自分だけの鍋」という魅力が増します。 これも半世紀以上にわたって多くのお客様に愛されている理由の一つです。
職人のものづくり
made in HIROSHIMA
無水鍋®の製造工程は、とてもシンプル。溶融状態のアルミニウム合金を専用の金型に流し込み、固まったところを取り出して、表面の切削加工と研摩を施すと完成です。 けれど、シンプルゆえに作業は難しく、また鋳物は非常に繊細で、天候や温度に左右されたり、タイミング次第で形状が変化したりすることも多々あります。 無水鍋®として完璧な製品にするには、経験を積んだ職人の勘や技が欠かせないのです。
以下省略
メーカーである広島アルミニウム工業のサイト
http://www.hai.co.jp/products/musui/
健康で快適な食生活のパートナー
明日の生活、信頼されるムスイの製品は、全国に信頼の輪を広げています。
は登録商標です。
昭和28年に無水鍋を商品化して以来、アルミニウム鋳物の特長を最大限に生かした調理器具の開発を続けています。機能的で扱いやすく、耐久性に優れたムスイ製品の数々は、健康な食生活のパートナーとして、全国のご家庭で長く御愛用いただいております。
販売元の(株)HAL ムスイが行うユニークな実演販売、アフターフォローまで徹底した販売スタイルで、信頼のブランドを築き上げて参りました。これからも、より優れた製品を生産すべく、技術の向上と設備の充実に努力し、よりよい食卓文化に貢献していきたいと願っております。 |
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以下は販売会社の紹介内容です。1953年に誕生した自社開発製品だそうです。
https://www.shop.w-holdings.co.jp/shopdetail/000000001142/
「無水鍋」と名乗れるのはこの鍋だけ
「無水鍋®」は株式会社HALムスイの登録商標。「無水鍋®」と名乗れるのはこの鍋だけなんです。
水なしで素材の美味しさを引き出す、ヘルシー&時短を可能にする鍋。
炊く、蒸す、煮る、茹でる、焼く、炒める、揚げる、オーブン代わりの天火調理…と、ひとつで8通りの使い方ができるキッチンの便利者。
「無水鍋®」は1953年に広島で開発されたアルミニウム鋳物鍋です。
当時、ガスの普及により、台所は「かまど」から「ガスコンロ」へ。
ガスでも羽釜と同じくらい美味しいご飯が炊けるようにとの思いから1953年に「キング印 無水栄養ナベ」が誕生しました。
その後、シリーズ累計1000万台を販売するロングセラーへ。
いまや日本車や外国車のパーツも手がける技術で丹念に造った無水鍋®は丈夫で長持ち。
軽さと熱伝導に優れ、食材のうまみや滋味を短い時間で引き出します。
うまみを引き出す無水調理
飯など1つで8通りの調理法が楽しめますが、なかでもが名前の由来でもある無水調理が最も特徴的。
素材の水分や油分を活かした豊かな風味や濃厚な味わいにびっくり!