支部講演会で会った高齢知人からいただいたメール本文に、講演会や情報交換会の写真が掲載されていた。
私は、メール本文に写真掲載の経験なく、びっくりした。
これまでメール本文は、文章だけを送るものだったのに?と、少し調べてみた。

今、htmlメールは、Web記事を作成しそれをメール本文として送ることができる。
その機能を利用すると、写真を本文に入れられる。

gmailでは、写真を inline(メール本文内) か 添付にするかを選択できる。
inline にすると写真が本文中にWebのページ同様に入れられる。写真はメールのクラウドに送られリンクで写真を表示。メールサイズは小さいまま。
新規メール作成で、最下段の機能一覧には、左から順に「送信・添付(クリップ)・リンク挿入と削除・絵文字・google driveのファイル挿入・写真挿入など」の機能を選択利用できる。

gmailのHTMLメール作成機能一覧

なるほど、Webの記事作成とほぼ同様の機能があるようだ。

Bing ChatGPTで調べたら下記回答

HTMLメールのメリット

HTMLメールは、Webページを作成する際に使用する言語であるHTMLで記述されたメール。

HTMLメールでは、HTMLタグによって構成された文章に、CSSという言語で装飾を施すことで、画像・動画の挿入、文字の大きさの変更、色の変更など、メール本文内のレイアウトを自由に変更でき、視覚情報に。

デメリットは?

最大の不安は「表示のサイトとリンク先のサイトが異なる悪質サイトへの誘導」。
フィッシングサイト(詐欺サイトへ誘導)が多発。リンク先の確認は必須。
リンク先のWebサイトを表示するには、
[Ctrl]キーを押しながらハイパーリンクの文字をクリックします

フィッシングの場合は、リンク先とは無関係のドメインや接続先が表示されるので判別できます。
この記事を書いてるときにたまたま来てた金融系メールも、本文表示URLとリンク先のURLが全く別物のフィッシング・メールでした。

知識・時間・コストが必要: HTMLメールの作成には、HTML言語を使いこなす知識が必要です。
全く知識がない場合は外注することもあります。また、HTMLメールの作成にはテキストメールよりも時間がかかり、コストがかかることがあります。
※gmailでは、デザインに凝らなければ画面見ながら作るのでだれでも簡単に作成できます。受信側メールソフトが表示対応できるかどうかだけ。

表示が崩れる: 多くのメールソフトでは、届いたHTMLメールを正しく表示できますが、一部のソフトはHTMLメールに対応していないことがあります。HTMLタグが正しく表示されないと、画像が見られず、レイアウトがズレて非常に判読しにくいメールとなってしまいます。
また、受信者によってはHTMLメールの受信を拒否している場合もあります

容量が大きくサーバに負荷がかかる: HTMLメールの本文中に、画像を多用すればするほどメールの容量が大きくなり、メールサーバに負荷をかけます。受信者のメールボックスの容量も圧迫し、メールを開くのに時間がかかることもあるでしょう。
※写真を添付する場合は、添付と本文とで写真のデータ量は2倍になる可能性も。
 gmailは本文写真掲載の負荷はテキストメールと同じ写真内容はクラウド側にあり、メールはそれをダウンロードして表示する。

以上のようなデメリットがあるため、HTMLメールを使用する際には、注意が必要です。

本件については、下記のサイトが参考になります。通常のメールではHTMLメールは避けた方が無難のようです。

HTMLメールの危険性とは?HTMLメールのリスクとセキュリティの問題点

目次

以下省略

文責:藤原愼二