電気を使うときは電圧が重要です。

では、電圧はどうやって測定できるのでしょうか?

現場では、テスターを電圧を測定する両端に当てます。これは並列につないでいる。テスターの測定は、大きな抵抗を入れたテスターを並列につないで流れる小さな電流を測定し、抵抗値を掛けて電圧に。

なので実際は電流を測定

では、電流はどうやって測定しているのか?

磁場に直流電流が流れるとローレンツ力が発生する。
小さい電流で大きな磁界を作るためにコイルを利用する。
NS極の磁界の中にばねに支えられたコイルを置くと電流の大きさに比例した磁界が生まれ、周囲の磁界から受ける力をバネの変位として表示する。

交流の場合は、ダイオードで整流して直流変換し測定

解説サイトをご紹介 大学受験塾の東大塾長山田和樹 さん

理系ラボ https://rikeilabo.com/voltmeter

電圧計まとめ(内部抵抗・使い方・つなぎ方)

基本原理については電流計のそれとほぼ変わらない

1.1 電圧計の原理

電圧計は、電流が磁場から受ける力を受ける現象を応用した計測器で、電流計に抵抗値の大きな抵抗を接続したものです。

電流計にI[A]の電流が流れているとき、計器両端の電圧降下Vはオームの法則より、V=RIとなるので、電流計の目盛りIを、電圧の目盛りVに置き換えてあげれば、それが電圧計になります。

電流が大きいほど、電流計(電圧計)の針を回転させる力が強く、針はより大きな目盛りを指します。電圧計は、導線をまいてコイルにしたものの中を電融が流れる仕組みなので、そこには必ず抵抗が生まれます。この抵抗のことを「内部抵抗」といいます。