AIでは、今年になっていろいろなものをフリーで利用できるようになった。
Google ChromeのGemini, MicrosoftのCopilot、 ChatGTPなどが次々にフリーバージョンを出している。
Program作成にも利用できるという。
一方で、自分の図書をネットで公開する方法があると便利だ。電子書籍などは、結構面倒だしお金がかかる。
現代は、サーバー利用がMicrosoftやGoolgeではアカウントを持てば、数十GからOffice365契約すれば 1Tもの巨大ネット空間を利用できる。
そこに、HTMLファイルを作って、登録し公開すれば、そのままフリーの電子書籍になっている。
lolipopなどのサーバーを個人契約すれば、最低仕様なら年間1200円(3年契約の場合)程度で専用URLを作れ、また120Gのサーバー空間を利用できる。フリーFTPソフト使えるようになって、自分の思うように内容構成ができるし、PCのバックアップにも利用できる。メールアドレスも自由に作れる。
簡素なホームページデザイン作成をGeminiに頼んだ結果をご紹介する。
わずか、0.5秒?で作成してくれた。
このHTMLの利点は、レスポンシブにできること。PDFならダウンロード必要だし文字の大きさなどはレスポンシブとは言えない。
レスポンシブHTMLならばデスクトップPCでも、ノートパソコンでも、スマホでも文字の大きさが変わらずに読めるものができるのだ。
ちなみに、Geminiに依頼した内容を下記に紹介する。
皆様のChromeに付属のGeminiに、下記内容で作成を依頼すればよい。使えるものを提案してくれるはずです。
なお、内容の文章は、自分で文章を作り、それをGeminiにHTMLに変換してと依頼すれば、これも即座に作ってくれるので、所定の位置に貼り付ければよい。
図を入れる場合は、HTMLの場合は ネットフォルダーの中にjpgファイルを入れ、そのファイルをHTML内で指定します。HTMLはそれを引用表示することになります。
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Geminiへの指示内容例
電子書籍の体裁のHTMLを作ってください。
レスポンシブにデスクトップPCやノートパソコン、スマホでも読め、文章、表(テーブル)、図(JPG)もレスポンシブな、簡素で、HTMLの中にCSS部分と書籍内容をすべて含んだ簡潔な構造であること。
章立ては、
書籍名
著者名
年月日
表題
目次
まえがき
第1章 あいうえお
かきくけこ・・・
第2章 さしすせそ
たちつてと・・・
第3章 なにぬねの
はひふへほ・・・
あとがき
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Geminiの回答
承知いたしました。デスクトップPC、ノートパソコン、スマートフォンなど、様々なデバイスで快適に読めるようにレスポンシブデザインに対応した電子書籍風のHTMLファイルを生成します。
このファイルは、以下の要件を満たします。
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レスポンシブデザイン: メディアクエリを使用し、画面サイズに応じてレイアウトが自動的に調整されます。
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単一ファイル: HTML、CSS、および書籍の文字内容がすべて一つのファイルにまとめられています。(注:JPGなどの写真・図はHTMLの外部ファイルになります)。
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簡潔な構造: 不要な記述を省き、シンプルで分かりやすいコードになっています。
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コンテンツ対応: 文章、表、図(JPG画像)を挿入できるように設計されています。
電子書籍向けレスポンシブHTMLテンプレート
できたものをコードをコピーし、テキストファイルに貼り付けて拡張子を「.html」として保存します。これで書籍の全体構造のデザインHTMLができています。
次にそれぞれ書きたい内容を盛り込みます。それは、各自のオリジナルなものとなります。
内容記述には、ほとんど万能のフリーエディターNotepad++や、VSC(Visual Studio Code)などを利用できます。内容の表示には、Chromeなどの外部ブラウザやVSCの場合は、同時に表示させながら作ることができ、HTML作成支援もしてくれます。
ChromeなどのWebブラウザで見ると、立派な電子書籍になっていることが分かります。
現代のAIは、助手を持てない個人や退職後の個人に対する絶大な支援をしてくれます。
まさに、アラジンの魔法のランプがだれでも無料で手に入る時代となったのです。