仕事で常用するOffice(Word, Excel, Powerpoint, など)で、新規にファイルを作成するときに、その保存先が意図せず Onedriveにされてしまうことがあります。
日頃から同期させている場合は、容量オーバーの場合の問題や同期解除するとPC側から消えてしまって慌てた経験を持つ人もいるでしょう。
Onedriveは便利でもあり、同期でバックアップされていればPCを変更するときもバックアップから取り込めるので復元は容易ですが、一方意図せずMicrosoft サーバーに 機密情報のファイルが渡っていることになります。
私の場合は、なぜかOnedriveに入ったファイルの削除や移動ができない現象が発生しており、コントロールできないためストレスになっています。
そこで、Onedriveと同期させず、PC側でのみ管理したい場合に、Officeアプリで作成したファイルの保存場所をPC内部に限定したい場合の方法をCo-pilotに質問した結果をご報告します。
Officeで作成したファイルの保存先を初期設定のOneDriveからローカルに変更するには、
Wordのオプション設定で「既定でコンピューターに保存する」にチェックを入れることで可能です。
以下の手順で設定できます: Word, Excel, Powerpoint 共通です。
🛠 Wordの保存先をOneDriveからローカルに変更する方法
- Wordを開く
- [ファイル]タブ → [オプション]をクリック
- ショートカットキー:
Alt→F→Tでも開けます
- ショートカットキー:
- [保存]タブを選択
- 「既定でコンピューターに保存する」にチェックを入れる
- これにより、保存時にOneDriveではなくローカルの「ドキュメント」フォルダーが既定になります
- 「既定のローカルファイルの保存場所」で任意のフォルダーを指定可能
- 例:
C:\Users\あなたのユーザー名\Documents\Word\
- 例:
- [OK]をクリックして設定を保存
🔒 OneDriveを保存候補から完全に消したい場合
- 「サインインが必要な場合でも、その他の保存場所を表示する」のチェックを外す
- これにより、OneDriveが保存候補に表示されなくなります
- ただし、MicrosoftアカウントにサインインしているとOneDriveが表示されることがあります
- 完全に非表示にしたい場合は、Wordからサインアウトする必要があります
💡補足
- この設定はWordだけでなくExcelやPowerPointにも共通です
- 保存時に「名前を付けて保存」→「参照」を選ぶと、設定したローカルフォルダーが開きます

