鋳物が活躍する場のひとつが造船業、プロペラとエンジン、荷役機械(クレーンなど)、船内用発電機(小中型ディーゼルエンジン)などを作動させる油圧部品など、多種多様な鋳造製品が使用されています。

海運業は、ゼロカーボン対応で燃費向上で船の速度を落として運航(船が不足する!)や、プロペラを2つにするなどで、造船業は空前の受注量と。
それを受けてプロペラや舶用エンジンの製造も多忙と。
人手不足もあり、それぞれの製造現場では新技術開発も進行中。

そういう中で、超巨大船建造のニュースが飛び込んできましたので部分引用でご紹介。

 

大きさは“戦艦大和” 1.5倍!呉で建造中 “世界最大級” 巨大コンテナ船に潜入!「スケールでかすぎ」新幹線のぞみ16両編成とほぼ同じ全長400m 船長室は“まるでホテル”

 

広島県呉市の港に浮かぶひときわ目立つ巨大な船…。
小林キャスター
「あちらにピンクの船。大きいですね。手前にはカーフェリーが通ろうとしています。この大きさ見てください、全然違いますよね。こちらの造船所では、初めて作ったと言えるぐらい大きな世界最大級のコンテナ船なんです」

世界最大級といわれるコンテナ船の中身はいったいどうなっているのか…。巨大コンテナ船に実際乗り込み、スケールが大きすぎる実態を深掘りします。

目の前に現れた、巨大なコンテナ船…

全長399.95メートルで、幅は61.4メートル。総トン数は23.5万トンで世界最大級のコンテナ船です。全国の造船会社に発注されあわせて6隻が造られており、年内に全て竣工します。呉で造られた戦艦・大和の約1.5倍…。コンテナ船がどれだけ大きいかがわかります。エレベータで、いよいよ船へ乗り込みます。

はじめに訪れたのはコンテナを積み込むエリアです。

<中略>

いよいよこの巨大コンテナ船の心臓部、エンジンルームへ向かいます。

小林キャスター
「これはなんでしょうか?」
JMU杉森さん
「これはメインエンジンになります」
小林キャスター
「これは何気筒?」
JMU杉森さん
「9気筒ですね」
小林キャスター
「これがこの船の心臓部と」
JMU杉森さん
「そういうことになります」

エンジンは動きだすと会話ができなくなるほどの大きな音と熱気がでるそうです。そばには機関制御室があり、エンジンの状態を監視・制御を行います。

<以下省略>