鋳物フライパンを使った人は、皆が知っていることですが、

1.永遠に使える(もし焦げ付いてもガシガシこすり取るなどができ、都度新品同様になる)

2.加熱方法も自在、強火加熱もできる(食材が焦げ付くので不要ですが)。鉄なので電磁調理器にも使える。

3.鋳物フライパンの手入れは、コツがある(簡単!)

他のサイトでも、ほぼ似たような方法で手入れができると。
共通するポイントは、

  1. 汚れや表面付着物を取り去る(食物や油成分など洗い落とす、しつこいのは加熱し焼き切る、ヘラでこすり取る、ペーパーで磨くなど、地を出すのがポイント)
  2. 表面に乾性油を極薄くなじませ、加熱し表面に極薄乾燥被膜を作る。(乾性油:サラダオイルがよい。不乾性油のオリーブオイルやごま油は不可)。
      乾性油:空気で酸化してかわき固まりやすい植物油。亜麻仁油、荏油、桐油、麻実油など。油絵具や木の雑貨や家具のメンテナンスや、鉄製品の錆止めに使用。いちど、極薄の乾性油の被膜ができると、ずっと使える。また、いつでもやり直せる。
      被膜の判定方法:ステンレスたわしで軽く水洗いして、つるつる滑ればOK。ねばねばする場合は付着物をこそぎ落とし、やり直しで再生できる。
  3. フライパン使用後は、熱いうちに水かお湯を流しながらたわしで汚れを洗い落とし、水を切って乾燥させるだけでよい。軽く洗剤で洗い落としてもよい。
      水滴が残った状態だと赤さびがでる。水を切るには、逆さに置くか吊るす、タオルで水滴をふき取る、加熱して水分を飛ばすなど。
    ※ 油が少なすぎる状態で、砂糖・小麦粉・片栗粉などを大目に使うと、油分を吸い取って焦げ付く。
     不乾性油のオリーブオイル・ごま油を使うと、後でネバつくようになるので洗剤で洗い落とし、乾燥させ乾性油のサラダオイルを薄く塗布。

以上で、一生使えるフライパンになります。

以下は、岩鉄鉄器のHPのQ&A解説を部分引用でご紹介

鋳物フライパンのお手入れ方法を解説します【赤茶色,焦げ付き,白く変色】

今回、そんな場面で役立つ鋳物フライパンのお手入れ方法について

  • 赤茶色になったときのお手入れ方法
  • 焦げ付いているときのお手入れ方法
  • 白く変色した時のお手入れ方法

鋳物フライパンを手入れしたくなる赤茶色の汚れの正体

鋳物フライパンを手入れしたくなる赤茶色の汚れの正体ですが成分分析をしたところ、実は赤茶色のものはサビではなく、タンパク質の汚れが焦げたものである可能性が高いという結果が出ました。

それではどのようにしたらきれいに復活するのかご紹介します。

鋳物フライパンが赤茶色になった際のお手入れ方法

  1. 鋳物フライパンをまず中火で5分熱します。
  2. 洗剤をつけたタワシでゴシゴシと洗います。
  3. 中火で水分を飛ばしながら3分加熱し、弱火にしてから油を大さじ3を入れて5分間、馴染ませます。油はサラダ油やこめ油がお勧めです。オリーブオイルは馴染ませるのには不向きです。
  4. 火を止め、キッチンペーパーで油を調理面全体に塗り込むようにしながら拭き取ります。
  5. 洗剤をつけないタワシで軽く洗います。
  6. フライパン上の水分を飛ばし完了です。

鋳物フライパンが赤茶色になった際のお手入れについて、下記動画でも解説しております↓

他の汚れでも、やることはほとんど同じです。