日本の鋳造史資料を探していたら、 https://core.ac.uk/ (英国の資料収集提供サイト)にこんな資料がありました。
我国上代の鋳造技法についての考察
南部勝之進 2006年
https://core.ac.uk/download/pdf/233178096.pdf
銅鐸、たたら、こしき炉などに関して15ページの充実した資料です。
弥生期の生活技術と、銅鐸の製造・修正を、さらに製鉄でたたらやこしき炉、ふいごの設備や技術の詳しい内容で、解説図が解りやすい。
関心のある人には、必須の文献。
南部勝之進 ナンブショウノシン
大正6年~平成17年(1917~2005):富山県高岡市に生まれる。旧姓秋元。本名勝進。丸山不忘、高村豊周に師事。昭和10年陸軍航空技術学校に就職。23年から金沢美術工芸専門学校(現金沢美術工芸大学)教官として学生の指導にあたり、57年定年退職した。25年第6回日展に初入選、以後同展に入選を重ねた。
石川県HPより
https://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/collection/index.php?app=meibo&mode=detail&data_id=9984
南部勝之進著書 他にはこれも
- 金沢美術工芸大学学報
https://kanazawa-bidai.repo.nii.ac.jp/records/157
我国上代の鋳造技法についての考察 : 銅鐸石笵鋳造技法について