チームで情報共有することが必要になる場面が、いろいろ発生します。
日本鋳造工学会中国四国支部でも、役員が広く地域に分散しているので、資料や情報の共有方法は不可欠です。
同窓会や同好会やクラブなどでも、事情は共通。
このような場合に、Windowsを利用している場合は、Office365を利用している人が必ずいるので、その人のOnedriveの一部のフォルダーを必要な人に共有させる方法があります。
Onedriveでは、共有リンクを知っている人は全て開けるようなので
基本イメージ:
1.Onedriveで共有させるフォルダの所有者が、「共有」とアクセス権限と共有者のメールアドレスを設定
2.Microsoftがフォルダーのリンクを共有させる人へメールで送信。
3.メール受信者がリンククリックで共有フォルダが開く。
注意:
OneDriveを自分のPCと同期させると、自分のPCの同期させた部分が自動的にMicrosoftのOnedriveと同一内容にUploadされます。ファイルやフォルダの変更追加も同時に反映されます。
容量が契約を超えると有料で容量追加が必要になります。お金を払いたくないと同期を停止すると、その瞬間に自分のPCのファイルが削除されます。Desktopも同期されているので突然空白になります。Onedrive側には残っているので、再びDownloadで復活することが可能ですが、容量大きければかなりの時間が必要になります。
このため、同期させる対象の選択や、同期をさせない方法を知っておくことは重要です。
手順を、AIのGeminiに聞いたのでご紹介。
チーム共有フォルダー作成・共有の手順
この手順は、主に職場または学校向けのOneDrive(Microsoft 365アカウント)を想定していますが、個人用OneDriveでも同様の機能が利用できます。
ステップ 1: 新しいフォルダーを作成する
共有のベースとなる新しいフォルダーを作成します。
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OneDriveのウェブサイト(またはデスクトップのOneDriveフォルダー)を開きます。
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[新規] または [作成] をクリックし、[フォルダー] を選択します。
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フォルダー名に、チームメンバーにとって分かりやすい名前を付けます(例: 「2025年度_プロジェクトA_共有」)。
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[作成] をクリックします。
ステップ 2: チームメンバーにフォルダーを共有する
作成したフォルダーに対して、アクセス権を設定し、チームメンバーに通知します。
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作成したフォルダーを選択し、上部のメニューまたは右クリックで [共有] をクリックします。
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共有リンクの設定画面が表示されます。ここでアクセス権限を決定します。権限設定ではセキュリティ維持が重要です。
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リンクの設定:
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[特定のユーザー] を選択することで、招待したメンバーのみがアクセスできるようになります。
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[編集を許可] にチェックが入っているか確認します。チームでファイルを共同で作業する場合はチェックが必要です。閲覧のみの場合はチェックを外します。
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[適用] をクリックします。
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チームメンバーのメールアドレスまたは氏名を入力します。
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任意で、チームメンバーへのメッセージ(例: 「チーム共通の作業フォルダーです。資料はこちらに入れてください」)を入力します。
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[送信] をクリックします。
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📢 結果: 招待されたチームメンバーに、フォルダーへのリンクが記載されたメールが自動的に送信されます。
共有リンクの主な種類とアクセス権限
OneDriveで共有リンクを作成する際、アクセスできるユーザーの範囲として主に以下の3種類から選択できます。
リンクの種類 アクセスできる人 認証の必要性 セキュリティ 1. すべてのユーザー (匿名リンク) リンクを知っている人なら誰でも(組織外のユーザーも含む) 不要 低い 2. リンクを知っている <組織名> 内のユーザー 所属する組織のメンバーのみ 必要(組織アカウントでサインイン) 中程度 3. 特定のユーザー あなたが招待した特定のメールアドレスを持つユーザーのみ 必要(招待されたアカウントでサインイン)
本人認証必要のMicrosoft Accountなどを指定高い
権限名とその内容
| 共有権限名 | 権限内容 |
| 1. 閲覧可能 (View/Can view) | 1.ファイルやフォルダの閲覧やダウンロードができる |
| 2. 編集可能 (Edit/Can edit) | 1.閲覧可能な全権限 2.ファイルやフォルダーの編集、削除、名前の変更、新しいファイルの追加 共同作業用に向いている |
| 3. 所有者 (Owner) | 1.編集の全権限 2.共有設定の変更(他のユーザーのアクセス権の削除や変更など)や、ファイル/フォルダーの完全な管理 |
ステップ 3: チームメンバーに「ショートカットの追加」を依頼する
メンバーがスムーズにフォルダーにアクセスできるよう、自分のOneDriveにショートカットを追加するよう促します。
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共有メールやチャットなどで、チームメンバーに以下の操作を依頼します。
「共有メールのリンクを開き、フォルダーの画面上部にある [マイ ファイルへのショートカットの追加] ボタンをクリックしてください。」
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📢 理由: この操作により、メンバーのOneDriveの「マイ ファイル」一覧にこの共有フォルダーが表示され、PCのエクスプローラーにも同期されるため、通常の自分のフォルダーと同じように素早くアクセスできるようになります。
ステップ 4: フォルダーにファイルを配置する
共有フォルダー内に、チームで共有したい初期ファイルやテンプレートを配置します。
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PCのエクスプローラーでOneDriveフォルダーを開き、作成した共有フォルダー内にファイルをドラッグ&ドロップで移動またはコピーします。
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または、OneDriveのウェブサイトでフォルダーを開き、[アップロード] をクリックしてファイルをアップロードします。
これで、チーム全体で共通のフォルダーを使ってファイルの共有と共同作業を開始できます。

