報告に動画を入れたくなることがよくあります。
現代はスマホでだれでもどこでも動画撮影できる。撮影した動画は編集必要。なお、動画編集にはテラレベルの容量が必要になることも。
無料で使える動画編集アプリが、Microsoftが提供するClipchamp。 Microsoft AccountでMicrosoft Storeから無料で取得できる。
ネット接続しオンラインで使う方法と、PCにアプリを入れて使う方法がある。
最大で10個のレイヤーを使用、本格的な動画編集・音声編集できる。
本稿執筆のためにClipchampを操作していていくつか気になった点があったが、Microsoftには問題内容は書かれておらず、Webでも見つからなかったが、Xには多数の問題発生報告があってその視点から調べると予想外のことが出てきて大変参考になった。SNSは多くの人々の重要な経験が集積していることが分かった。
注意事項:PC版アプリは、編集中の素材全てCドライブの作業フォルダへ自動バックアップしすぐ100G-500Gになるという。
Web版でもPCに管理部分で膨大(数十ギガ)を占有すると。利用に際しては注意必要だ。
動画編集して作成動画をエクスポートし不要になった作業フォルダの容量解放方法
Clipchampのバックアップデータを削除:
1.Clipchampを開く: Clipchampを起動します。
2.設定にアクセス: メニューから「設定」を選択します。
3.記憶域の設定: 「記憶域」を選択します。
4.一時ファイルの削除: 「すべてのローカルメディアを削除します」ボタンを押します。
この方法で、Clipchampが使用している一時ファイルやキャッシュが削除され、ディスク容量が解放されると(但し、私がテストしたら実際は削除されずフォルダー削除必要だった?)。
これにより編集中のプロジェクトのメディアリンクが削除されるため、再度インポートする必要があります。
これでも全て削除できない(作業フォルダ容量が大きい)時は、
PC > 設定 > インストールされているアプリ > Microsoft ClipChamp
>右の三点メニューを右クリック(詳細オプション) =>修復、リセットで 初期状態に戻る
この問題解説と、対策例がこちら 作業用フォルダを外部HDDにシンボリックリンクで変更。
ClipchampのCドライブ容量を劇的に減らす方法
https://note.com/kangaerusougiya/n/n4e35f76c77b4?sub_rt=share_pb
※シンボリックリンクを作る方法
管理者権限でコマンドプロンプトから mklinkコマンド使用してリンク作成。
link元を指示するとターゲット先に変更される。作業フォルダ名が指定されているアプリで作業フォルダを変更し振り替えできる。
元・先はフルパスで。リンク先にリンク元のコピー作成しておけば動画制作した環境は維持できる。設定後は元フォルダ削除できる。
mklink リンク元 ターゲット先 (同じドライブのフォルダの場合)
mklink /D リンク元 ターゲット先 (別のドライブへは/D 別ファイルは /H)
Clipchampをオンラインツールで利用の場合:
メリット: PCなど機器のスペック無関係に動画作成できる
動画編集: 複数の動画・写真を追加・編集し、トリミング、カット、フィルター、エフェクトを追加。
テンプレートの使用: さまざまなテンプレートを使用して、プレゼンテーションや広告動画を作成。
オーディオ編集: 音声を編集し、オーディオトラックを追加。
アニメーションとエフェクト: 動画にアニメーションやエフェクトを追加した動画作成。
共有と配信: 編集した動画を簡単に共有したり、YouTubeや社内のプラットフォームに直接配信することができます。
ClipchampをPCデスクトップ版で使う場合:
メリット: 速度が速いが、莫大な容量必要
動画編集: 複数の動画・写真を追加・編集し、動画のトリミング、カット、スピード調整、フィルター、エフェクトの追加
音声編集: オーディオのトリミング、ボリューム調整、BGMの追加、ナレーションの録音
テキストとタイトル: 動画にテキストやタイトルを追加して、さまざまなスタイルやアニメーションを適用。
テンプレートの利用: プレゼンテーションやソーシャルメディア用のプロフェッショナルなテンプレートを使用できます。
ストック素材: 無料で利用できるストック映像、画像、音楽ライブラリがあります。
クロマキー: グリーンスクリーンやブルースクリーンの背景を除去して、別の映像や画像を背景として追加できます。
動画のエクスポート: 編集した動画を高品質でエクスポートし、さまざまな形式で保存できます。
出力形式
MP4: 最も一般的な動画形式で、ほとんどのデバイスやプラットフォームで再生可能です。
WebM: ウェブブラウザ向けの形式で、高画質かつ圧縮率が高いです。
GIF: 短いアニメーションやループ動画に適した形式です。
MOV: Appleデバイス向けの高品質な動画形式です。
エクスポートする際には、解像度(720p、1080pなど)や品質設定も調整できる
デスクトップ版clipchampで作成中の動画がネット上のURLからエクスポートされる
Clipchampデスクトップアプリ版では、作成中の動画をネット上のURLからエクスポートする機能があります。これは、ユーザーがインターネット上にある動画やメディアファイルを簡単に取り込み、編集や再エクスポートができるようにするための便利な機能です。
例えば、YouTubeや他のストリーミングサービスから動画を取り込み、編集した後に再エクスポートすることができます。これにより、ネット上にある素材を活用しながら、より柔軟に動画編集が可能になります。
この機能を使うことで、以下のような利点があります:
・編集の効率化: 既存のネット上の動画を取り込むことで、新たに素材を用意する手間が省けます。
・多様な素材の活用: インターネット上にある多様な動画やメディアファイルを利用できるため、創造性が広がります。
・再エクスポートの柔軟性: 編集後に再エクスポートする際に、ネット上のURLを指定することで、簡単に保存や共有ができます。
youtubeで使い方勉強
お勧めがこれ 34分とかなりの分量がありますが、講師の いなわく様(女性)がやさしく、丁寧に、具体的に教えてくれます。
これだけで、初歩の動画編集は十分にできるようになります。お勧めです。