基幹システムなどは、C#やC++など全ての変数や関数やClass(モジュール)が、利用する前に定義され厳密な手順で構築され組み立てられている。
それぞれの変数や関数はその有効範囲も厳密に定められ、越境して他に影響与えないようになっている。
筆者は最近C#にチャレンジしているが、とても歯が立たないことを日々自覚させられてる。ネットのサンプルcodeもそのままではエラーになるものばかりで、python系とは大違い。様々なツールはおそらく有償で無償版では提供されていないようだ。
特に、エクセルファイルやCSVファイルやデータベースのデータを取り込む簡便な方法が解説がない。
外部からの侵入を防止するためか、がちがちのシステム設計で、入口が見当たらない。

初心者には、とても手が出ない。プロの領域で、プロは専門知識と既存の多様なツールを駆使してシステムを構築してるはずだ。

一方で、これまで紹介してきたpythonやpandasやpolarsは、とりあえず変数を作り代入するだけで使える。
提供されている便利なモジュールの数々使うと、わずか数行でエクセルやCSVを全て読み込み、データフレームとして扱える。
データベースへの接続手順もあり、システムから必要なデータを指定して取り出すのも容易だ。

日本で、多くの工学者や鋳造の現場がITやIoTを使えるようにするためには、こちらから入るのが妥当と思える。