これまでご紹介したLinuxやpythonやpolarsといった新しいソフトを利用するときに、Windows標準でついてくるExcelやWordなどとは異なることがあります。
それは、自分で対象ソフトと利用するバージョンを選んでダウンロードし、インストールし、利用する環境の整備が必要ということ。Win付属ソフトが自動的にUpdateされるのとは異なり、Updateも自分で情報を知りUpdateする必要があります。
その中には、ソフトが動くためにWinのシステムにそのソフト群が入っているフォルダーを設定する「パスを通す=Winシステムに設定する」ことも含まれます。
この辺は、ネットで多数のやり方解説がありますので、調べたらできるようになります。
こうしたネット情報を、必要なテキスト部分をコピーしメモするのに、テキストエディターが便利です。
例えば、Windowsで動くpythonの場合は、
1.pythonのサイトから利用するバージョンを選択し、downloadし、動作させて自分の機器にinstallします。Updateされて、python2.0からpython3.0になる場合、バージョンが異なるpythonは、別のフォルダーにインストールされ別のソフト同様。なので、特定のバージョンを動かしたい場合には、それを利用すればよいということに。細かなUpdateで枝番が付く場合も同じ手順になるようです。
Windowsでは、Win11にすればWin10やWin7は使えなくなるのとは、異なります。
2.pythonの土台で動くアプリ群である、pandas, numpy, polarsなどは、pythonのモジュールと呼ばれpythonの中の機能でinstallし、利用するときはプログラムでそのアプリを呼び出すimportという手順になります。モジュールのUpdateにはそれを行う方法が提供されています。
ネットからダウンロードしたpython をインストールすると、一式がユーザー名ごとのディレクトリにファイル一式がコピーされます。
使うときは、 インストールで同梱されているIDLEという簡易開発環境を立ち上げ(idle.batを起動)、その中で利用します。
モジュール追加必要になる場合は、Windowsにあるコマンドプロンプトを利用し py と打つことで動作します。
解説サイト https://www.javadrive.jp/python/install/index3.html
user名がabcdさんの場合は、
C:\Users\abcd>py -m pip install polars
Updateするときは
C:\Users\abcd>py -m pip install –upgrade polars
などを行います。pip.exe が入っているpath をユーザー環境変数に追加する必要があります。
3.上記のような手間を省くために、一括して開発環境をセットで入れてくれるものもあります。
その例を下記にご紹介
SAMURAI ENGINEER https://www.sejuku.net/blog/53844 より引用ご紹介
Pythonの開発環境を構築するには?初心者向けにわかりやすく解説
- Pythonの開発環境を構築する方法
- Pythonの統合開発環境(IDE)とは?
- 初心者におすすめのPython統合開発環境(IDE)5選
- Pythonの最強開発環境「PyCharm」を設定してみよう
- まとめ