金属粉末積層成形で製作した内部流路をもつ金型

右:3Dプリンタで作製した砂鋳型 左:無機粉末成形鋳型で鋳造した銅合金鋳物

 

 

 

1.研究室名 北海道立総合研究機構 産業技術環境研究本部 工業試験場
2.所在地

〒060-0819 北海道札幌市北区北19条西11丁目1-9
TEL:011-747-2321(代表) FAX:011-726-4057
担当者TEL:011-747-2378(鈴木、戸羽)

3.研究室URL

http://www.hro.or.jp/list/industrial/research/iri/index.html

4.連絡先メールアドレス

suzuki-hayato(a)hro.or.jp
toba-atsuya(a)hro.or.jp
*(a)を@に変えてお送りください

5.研究室の概要

当場では、材料技術部素形材技術グループで金属材料、加工法について支援、試験研究を行っています。鋳造関連では、少人数ですが、鋳造プロセス全般、鋳鉄材料、アルミ合金材料など多岐にわたる技術開発や技術相談などへの対応をしています。最近は、積層造形法を使った鋳型作りや金属粉末積層造形法を用いた製品製造に関する技術開発・支援に取り組んでいます。アルミ鋳物の分野ではX線CTやガス分析装置を利用した鋳造欠陥分析や工程改善に携わっています。

6.キーワード 片状黒鉛鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄、銅合金鋳物、アルミ合金鋳物、生型造型、積層成形鋳型、鋳ぐるみ複合化
7.研究室の人員構成

研究主任  :鈴木逸人
専門研究員 :戸羽篤也
研究主幹  :宮腰康樹
主査    :板橋孝至

(2022年4月現在)

8.所属学会 日本鋳造工学会/日本機械学会/軽金属学会/金属学会
9.鋳造技術関連の
  主な研究テーマ

・無機粉末積層鋳型による迅速鋳造プロセス
・金属粉末積層成形による高機能金型の製作技術
・鋳型砂の特性評価に関する研究
・球状黒鉛鋳鉄の塑性加工による薄肉部品製作法の開発
・X線CTとガス分析によるアルミダイカスト製品の欠陥分析と対策
・バルブの溶射肉盛補修技術の開発

10.鋳造関連の
  主な研究設備,装置

高周波電気誘導炉(40kg/1電源2炉)、生型混練機、有機・無機鋳型砂混練機、常温生型砂分析機、サンドブラスト、金属顕微鏡、組織画像解析システム、電子顕微鏡、万能引張試験機、鋳造シミュレーション(ADSTEFAN)、金属粉末積層造形装置(レーザ粉末床溶融結合方式)

11.技術相談が受けられる分野
  /連携可能な分野

鋳造プロセス、鋳鉄材料(FC/FCD)、銅合金鋳物、アルミ鋳物(重力鋳造/ダイカスト)、材料特性試験、試験溶解、組織観察

12.設備・装置の使用の可否
  /依頼試験の可否
設備・装置の使用 : 可 (備考 : )
依頼試験 : 可 (備考 : )
13.産学連携状況

北海道内の大学や研究機関との共同研究、定期的に研究会や講演会を開催して相互の研鑽を深めている。

14.その他特記事項
  (特許・受賞等)
15.記載日 2022年5月26日