高周波溶解炉

1.研究室名 山形県工業技術センター (同 置賜試験場,庄内試験場)
2.所在地

〒990-2473
山形県山形市松栄2-2-1

<同 置賜試験場>
〒992-0003 山形県米沢市窪田町窪田2736-6
<同 庄内試験場>
〒997-1321 山形県東田川郡三川町大字押切新田字桜木25

3.研究室URL

https://yrit.jp/

4.連絡先メールアドレス

yrit(a)yrit.pref.yamagata.jp (代表アドレス)
*(a)を@に変えてお送りください

5.研究室の概要

 山形県工業技術センターは,県内の工業全般に関する技術水準の向上を図ることを目的として,山形県が設置した技術支援機関です.
 機械/電気・ 電子(ソフトウェア,MEMS分野)/金属/化学・表面/セラミックス/プラスチック/木材/食品/醸造/繊維/デザインなどの多用な技術分野を対象に,連携支援をもとにした技術相談・情報提供,受託試験,研究開発,技術者養成のサービスを実施しています.
 鋳造分野は,組織試験,強度試験,欠陥等の原因調査,化学分析,新規材料の開発(共同研究含む)などに対応しています.

6.キーワード 片状黒鉛鋳鉄,球状黒鉛鋳鉄,ステンレス鋳鋼,アルミニウム合金鋳物
7.研究室の人員構成

鋳造工学会員 :藤野知樹,鈴木剛,松木俊朗,熊倉和之,小川仁史,齋藤壱実,村上周平

他金属材料担当:4名

8.所属学会 日本鋳造工学会/溶接学会
9.鋳造技術関連の
  主な研究テーマ

鋳造品の組織制御、組織改良
 ・鋳鉄の黒鉛組織と基地組織との関係、合金元素添加の影響
 ・アルミニウム合金鋳物の組織微細化
新規材料の開発及び鋳造品の特性向上(サポイン事業等を活用)
 ・マルテンサイト鋳鉄・鋳鋼の開発
 ・ステンレス鋳鋼の機械的性質・耐食性の向上
鋳鉄と異種金属との複合化技術の開発
鋳鉄の分析精度向上

 その他,企業との共同研究を実施

10.鋳造関連の
  主な研究設備,装置

高周波溶解炉(鋳鉄10kgまで),アルミ溶解炉,万能材料試験機(5~1000kNの各種,高温電気炉・恒温槽付属装置も所有),金属顕微鏡,デジタルマイクロスコープ,走査型電子顕微鏡(SEM,EDS付属),電子プロープマイクロアナライザ(EPMA),蛍光X線分析装置,炭素・硫黄分析装置(CS),ICP発光分光分析装置,エックス線CT検査装置,熱膨張計(TMA),熱定数測定装置(レーザフラッシュ法),鋳造CAE,3Dプリンター(樹脂用)

11.技術相談が受けられる分野
  /連携可能な分野

鋳造,接合(溶接),熱処理,化学分析に関する技術相談・受託試験・研究開発

12.設備・装置の使用の可否
  /依頼試験の可否
設備・装置の使用 : 可 (備考 : )
依頼試験 : 可 (備考 : )
13.産学連携状況

岩手大学,秋田大学,その他県内民間企業等と連携した研究開発を実施
他県公設試(岩手県,宮城県,秋田県等)と共同研究,技術相談等で連携有り

14.その他特記事項
  (特許・受賞等)

特許第4293372号「マルテンサイト鋳造材,マルテンサイト鋳造品の製造方法ならびにマルテンサイト鋳造品」
特許第4811692号「マルテンサイト鋳鋼材及びマルテンサイト鋳鋼品の製造方法」
 等 いずれも企業との共同出願

15.記載日 2022年5月