摩擦攪拌接合の強力な攪拌作用により,アルミニウム板材中に発泡剤を混合し,それを加熱することでポーラスアルミニウムを作製します.

摩擦攪拌接合の強力な攪拌作用により,アルミニウム板材中に発泡剤を混合し,それを加熱することでポーラスアルミニウムを作製.

ダイカストのガス欠陥を利用することで,発泡剤を使用しなくてもポーラスアルミニウムを作製することができます.発泡剤レスポーラスアルミニウムをコア材としたサンドイッチパネルなども可能です.

ダイカストのガス欠陥を利用することで,発泡剤を使用しなくてもポーラスアルミニウムを作製することができます.発泡剤レスポーラスアルミニウムをコア材としたサンドイッチパネルなども可能.

1.研究室名 群馬大学大学院 理工学府 知能機械創製部門 半谷研究室
2.所在地

〒376-8515 群馬県桐生市天神町1-5-1
TEL:0277-30-1171 (TLO)  FAX:0277-30-1599 (学科共通)

3.研究室URL

https://www.st.gunma-u.ac.jp/em/

4.連絡先メールアドレス

tlo(a)ml.gunma-u.ac.jp
*(a)を@に変えてお送りください

5.研究室の概要

 本研究室では,摩擦攪拌接合や粉末冶金法,鋳造法を利用してポーラス金属の作製を行っています.また,作製したポーラス金属の機械的特性などの評価も行っております.

6.キーワード 多孔質金属,摩擦攪拌接合,鋳造,粉末冶金,傾斜機能
7.研究室の人員構成

教授 : 半谷禎彦
博士前期課程学生 : 7名
学部4年生 : 5名

(2022年6月現在)

8.所属学会 日本鋳造工学会,軽金属学会,日本塑性加工学会,日本機械学会,日本金属学会
9.鋳造技術関連の
  主な研究テーマ

・アルミニウム合金ダイカスト板材からポーラスアルミニウムを作製
・アルミニウム合金ダイカスト板材の内部ガスを利用して,発泡剤を使わないポーラスアル  
 ミニウムの作製
・気孔形態が変化する傾斜機能ポーラスアルミニウムの作製(内部ガス量や発泡剤量を
 変化させることにより作製)
・オールダイカスト材からポーラスアルミニウムコアサンドイッチパネルを作製
・ダイカスト粉末を焼結することによりポーラスアルミニウムを作製

10.鋳造関連の
  主な研究設備,装置
11.技術相談が受けられる分野
  /連携可能な分野

上記,ポーラス金属の分野

12.設備・装置の使用の可否
  /依頼試験の可否
設備・装置の使用 : 否 (備考 : )
依頼試験 : 否 (備考 : )
13.産学連携状況

東京大学,芝浦工業大学,福井大学,大阪大学などとと研究協力の関係にある.

14.その他特記事項
  (特許・受賞等)

日本塑性加工学会「ポーラス材料研究委員会」委員

15.記載日 2022年5月