鋳造だけで強力ネオジム磁石を作るー低価格強力磁石を作るー

鋳造だけで強力ネオジム磁石を作るー低価格強力磁石を作るー

アルミニウム合金用磁場下連続鋳造装置

アルミニウム合金用磁場下連続鋳造装置

1.研究室名 産業技術総合研究所 磁性粉末冶金研究センター 磁性材料プロセスチーム
2.所在地

愛知県名古屋市守山区下志段味穴ケ洞2266-98

3.研究室URL

https://unit.aist.go.jp/magmet/ja/teams/jkl.html

4.連絡先メールアドレス

takuya-tamura(a)aist.go.jp
*(a)を@に変えてお送りください

5.研究室の概要

 「プロセス開発から新しい材料・理論を作る」をチームビジョンとして研究開発を行っています。特に「磁性材料の為のプロセス開発」及び「磁性を用いた材料プロセス開発」をチームミッションに掲げております。最近では、「セミソリッドプロセスを用いた異方性鋳造ネオジム磁石の作製(世界初)」や「電磁振動力を用いたアルミニウム合金の連続鋳造技術の高度化」を行っております。

6.キーワード セミソリッドプロセス、電磁振動プロセス、ネオジム磁石、アルミニウム合金
7.研究室の人員構成

チーム員4名(鋳造関係2名)


(2022年5月現在)

8.所属学会 日本鋳造工学会/軽金属学会、日本金属学会、粉体粉末冶金協会、日本材料学会
9.鋳造技術関連の
  主な研究テーマ

・セミソリッドプロセスを用いた異方性鋳造ネオジム磁石の作製
・電磁振動力を用いたアルミニウム合金の連続鋳造技術の高度化

10.鋳造関連の
  主な研究設備,装置

・高周波溶解装置(DP真空置換、型への鋳込可、~500g(Fe換算))
・アーク溶解装置(DP真空置換、約12g(Fe換算)×6個)
・小型るつぼ炉(~1.5kg(Al換算))
・単ロール型超急冷凝固装置(DP真空置換、~100m/s、~50g(Fe換算))
・半溶融成形装置(ネオジム磁石用)
・磁場下連続鋳造装置(電磁力印加可(0.8T、100A)、アルミニウム合金用)
・超電導マグネット(~10T、磁場均一場(1.5%以内):φ60mm球)
・小型熱処理炉(1600℃までやTMP真空置換可能な炉等)
・SEM・光顕等組織観察装置、DSC等熱分析装置

11.技術相談が受けられる分野
  /連携可能な分野

鋳造によるネオジム磁石の作製、電磁力を用いたプロセス開発

12.設備・装置の使用の可否
  /依頼試験の可否
設備・装置の使用 : 否 (備考 : )
依頼試験 : 否 (備考 : )
13.産学連携状況

依頼試験等は法律によりお受けできませんが、共同研究を行う事により使用する事が出来ます。

14.その他特記事項
  (特許・受賞等)

・日本鋳造工学会 日下賞「電磁振動・機械振動プロセスを用いた高機能金属材料に関
 する鋳造技術開発」(2014/5/31)
・第39回永井科学技術財団 財団賞(学術賞)「セミソリッドプロセスを用いた
 異方性鋳造ネオジム磁石の創製」(2022/3/15)

15.記載日 2022年5月6日