PHP問題と当工学会の対応

PHPの欠陥を突いてWebサイトやPCを乗っ取る問題が世界で大きく報じられている。

当支部・日本鋳造工学会のHPもPHPベースのWordPressシステムを利用しているので当工学会の対応について、ご報告。

2026年春頃から、サイト管理画面に「PHPが古くサポート対象外」だとの警告がでるようになり、本部システム担当と協議し当支部も含めすべての支部も併せてPHPのバージョンアップとシステム改修を行うこととなりかなりの金額の予算措置を行いました。

予算決定後8月末までに改修作業が終了し、現在はPHP8.3(最も安定なバージョン)が適用されており、今回の緊急対応にも無事適用することができたということです。

今回の問題では、大きな団体で「担当者不在、対応検討できる人がおらず当面HP閉鎖、再開時期不明」というところもあるなど影響は深刻で長引きそう。

参考:広報用手作り簡素なTextだけのHPは、こうしたバージョン問題の影響がない。
便利なシステムには、バージョンアップへの対応をサボれないという問題があると。

 

 

備考: 安価なサーバー契約しHPを運営する場合、WebデザインはAI利用で自作でも見栄え良い物が作れる。
個人でもサイト運営ができる時代です。チャレンジしては?
また、note など、CM入らない使いやすい無料ブログもあります。Jugemも機能豊富でお勧めできる無料ブログ。

 

参考:日経に関連記事 部分引用紹介

PHP脆弱性、利用サイトの半分が修正困難 バージョン古くサポート終了
PHPに脆弱性
2026年10月24日 5:00
[会員限定記事] PHPの脆弱性への対応が急がれている

プログラム言語「PHP」に深刻な脆弱性が発覚した問題で、利用サイトの半数では運営団体の公表した修正作業が難しいことが分かった。長期間更新されていない「休眠サイト」も多数含まれるとみられ、閉鎖が急務となっている。

デロイトトーマツサイバーがウェブ技術の調査サービス「W3Techs.com」の統計をもとに推計した。各サイトが使っているPHPのバージョンを集計したところ、サポートが終わっている古いものが48%にのぼった。

PHPの運営団体は21日に欠陥を修正するプログラムを公開した。ただ、サポート終了後の古いバージョンは同プログラムの適用対象外だ。

W3Techs.comによると世界のサイトの69%がPHPを使っており、世界全体の約3分の1のサイトでは修正が難しい計算になる。

更新や最小限の修正プログラムにもハードル
サポート対象の新バージョンに更新すると、これまでサイトで使えていた機能が正常に動かなくなることがある。PHPの運営団体は21日に一部の古いバージョンに使える最小限の修正プログラムを公開したが、特例のため専門知識がないと対応しにくい。

運営団体のプログラムに頼らず、独自の修正を行うのは手間やコストがかかる。ウェブ広告サービスのエフェクトプロ(大阪市)の川越翔貴代表は「相談が22日から大量にきているが、ログインIDが分からないといった単純な確認にも時間がかかっている」と話す。

 

GMO関係では、リモートデスクトップ経由で、PCを外部から操作されたと。
1. リモートデスクトップ  システム設定で、無効にできる
2. リモートアシスタンスの無効化

3.Windowsファイアウォールによる外部アクセスの遮断
  標準のファイアウォールが適切に有効になっており、不要な外部からの接続がブロックされていることを確認します。

  「Windows Defender ファイアウォール」を開きます。

  左メニューの「Windows Defender ファイアウォールの有効化または無効化」をクリックします。

  「プライベートネットワーク」および「パブリックネットワーク」の双挙で 「有効にする」 が選択されていることを確認します。

  「Windows Defender ファイアウォールを介したアプリまたは機能の許可」を開き、意図しないアプリに外部通信の許可が与えられていない点もあわせて確認します。

4.クイックアシストやサードパーティ製リモートツールの確認
  Windows 10/11に標準搭載されている「クイックアシスト」や、TeamViewer、   AnyDesk、Chromeリモートデスクトップなどのサードパーティ製ツールが意図せず常駐していないか確認します。

  常駐アプリの確認: タスクマネージャーの「スタートアップ」タブや「プロセス」を確認し、見覚えのない遠隔操作ソフトが動いていないか確認します。

  使用していない遠隔操作アプリはアンインストールすることを推奨します。

5. 不要なサービスの停止(SSH / Telnet / IIS など)
  サーバー用途ではない通常のPCにおいて、外部からの遠隔接続を受け付けるサービス(SSHサーバー、Telnet、Webサーバーなど)が稼働していないか確認します。

  「サービス」アプリを開く(services.msc)。

  OpenSSH SSH Server や World Wide Web Publishing Service (IIS) などのサービスの状態が「停止」かつスタートアップの種類が「手動」または「無効」になっていることを確認します。

 

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