E8系車両は2025年6月17日、東北新幹線の宇都宮~那須塩原駅間を回送列車として走行していた編成のほか、小山駅停車中だった「つばさ136号」、郡山駅停車中であった回送列車、山形新幹線の福島~笹木野駅間を走行中だった「つばさ139号」の計4本の編成に故障が発生した。さらに同6月30日には、東京新幹線車両センターに留置中の編成でも故障が確認された。
いずれも補助電源装置に異常があった。これらの車両は、JR東日本が保有するE8系全11編成(各7両)のうち、2024年10月以降に竣工した5編成の全部(第7~第11編成)。夏季を迎えるのは初めてだった。
JR東日本によれば、補助電源装置に使われた電力変換用のパワー半導体素子について、第7編成以降分はそれ以前のものと特性が少し変わっていた。これにより誤動作が発生、その影響が連鎖して最終的にはモーターを駆動する電流が停止した。
E8系補助電源装置の半導体素子

左が壊れたもの、右は正常なもの(写真:JR東日本)
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