公益社団法人日本鋳造工学会 北海道支部会員の皆様
令和6年度支部講演大会並びに講演募集の案内
(公社)日本鋳造工学会北海道支部
支部長 佐藤 孝造
拝啓
春情の候、会員の皆様には益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。
令和6年度日本鋳造工学会北海道支部講演大会を下記日程にて対面およびWeb配信併用で開催いたします。
会員各位のご講演申し込み並びに活発な討論の機会となりますよう、時節柄何かとお忙しいこととは存じますが、多数のご参加をいただきたくご案内申し上げます。
敬具
記
開催日 :令和6年4月13日(土)
開催方法: かでる2・7(札幌市中央区北 2 条西 7 丁目道民活動センタービル)820研修室(定員144名)
及びWeb配信併用により開催
【スケジュール】
9:30~ | 受付開始 |
10:00~10:05 | 開会・・・支部長ご挨拶(web配信開始) |
10:05~12:30 |
研究発表および現場改善事例紹介 1.X線CTを用いた球状黒鉛鋳鉄の疲労限度予測 |
12:30~14:00 | <昼休み> Web配信中断(状況により時間が前後しますのでご了承下さい) |
14:00~14:40 | 令和6年度支部総会・支部表彰式 |
15:00~16:30 | 特別講演 「アイシン高丘におけるCNと自動化の取り組み」 講師;アイシン高丘㈱ 先行開発部部長 山田 伸弥 様 |
16:30(予定) | 閉会 |
17:00~19:00 | 交流会<会場:おたる亭別亭> (札幌市中央区南4西4 すずらんビル8階 TEL.011-211-1478) |
平成6年度北海道支部大会が上記の日程で開催されました。当初、Web配信併用で実施する予定でしたがWeb配信希望者がいなかったため、参加者数52名が対面で参加しました。
堀川企画技術委員長(旭川高専)の司会のもと、佐藤支部長(佐藤鋳工㈱)の挨拶の後、10時05分より7件の研究事例及び現場改善事例が報告されました。なお、本年度も鋳造現場技術研修会は実施しませんでした。
堀川 企画技術委員長 佐藤 支部長
14時より支部総会が開催され、令和5年度の支部事業報告と決算報告、令和6年度の事業計画と予算、支部代議員、支部委員会について審議され、いずれも承認されました。
支部総会の後に行われた支部表彰式では、大参達也 氏(北海道大学)に支部功労賞、山根正嗣 氏(㈱菊目屋商店)に支部活動貢献賞が贈られました。また、支部奨励賞(優秀学生発表者)が発表され、志田原都和 君と松原侑吾 君(室蘭工大)に賞状が授与されました。
大参達也 氏 山根正嗣 氏
支部奨励賞(志田原都和 君,松原侑吾 君)
15時よりアイシン高丘㈱先行開発部部長 山田 伸弥 様を講師に迎え「アイシン高丘におけるCNと自動化の取り組み」と題した講演会が開催されました。DX(デジタルトランスフォーメーション)に際して、外部委託のみに頼るのではなく内部の人間が何をしているか理解できる「現場力を育てる」ことが重要であることや、「熱や音があるところにムダあり」という観点からムダを減らすこと、ライン自動化に関するビデオ上映とともに鋳物製造現場特有のAGV(無人搬送車)の工夫などについて講演されました。
アイシン高丘㈱ 山田 伸弥 様
17時よりおたる亭別亭に会場を移し、特別講演講師の山田伸弥 様も加え参加者50人で交流会が開催され和やかに交流会は進行しました。