Gmailユーザーにとっては大惨事だ。

ある報道によると、Googleは今後、新規Gmailユーザーに対し、電話番号でアカウント認証を行わない限り、15GBの無料ストレージを提供しなくなるという。

AIさん、この発表の意味は?

同じ電話番号では、google accountは 1つだけということ?

この報道は事実であり、2026年5月中旬にGoogleが公式に「一部の地域でテスト中である」と認めた新しいポリシーに関するものです。
突然の大きな方針転換に見えるため驚かれるのも無理はありませんが、既存のユーザーへの影響や、ご質問の「同じ電話番号で1つだけなのか」という点について、現在の判明している事実を整理して解説します。


1. この発表(テスト)の具体的な意味

今回の変更は、「電話番号を登録しない場合、新規アカウントの無料容量を5GBに制限する。電話番号を登録すれば、従来通り15GBに解放(アンロック)する」という仕組みです。

これまでGoogleは、新規アカウント作成時に(セキュリティ上の理由で入力を求められることはあっても)基本的には一律で15GBの無料ストレージを提供してきました。しかし、新しいルール(現在は一部地域でのテスト段階)では、スタートが5GBになり、15GBをもらうための「条件」として電話番号の紐付けが必要になります。

なぜGoogleはこのような変更を行うのか?

背景には大きく2つの理由があるとみられています。

  • アカウントの大量量産(不正利用)の防止: 1人で何個もアカウントを作って「15GB×アカウント数」の無料ストレージを無限に確保する行為(アカウント・ファーミング)や、ボットによるスパムアカウントの乱造を防ぐためです。
  • コストとインフラの逼迫: 生成AI(Geminiなど)の急速な普及に伴い、データセンターのストレージやメモリのコストが世界的に高騰しており、無料枠のばらまきを見直す経済的な意図もあると考えられています。

2. 同じ電話番号で、アカウントは「1つだけ」になるのか?

結論から言うと、「完全に1つの番号につき1アカウントしか15GBにできない」という極端な制限になる可能性は低いと考えられます。

Googleのシステム上の通知には、電話番号を求める理由として「ストレージが1人につき1回だけ追加されるようにするため(to make sure storage is added only once per person)」という文言が記載されています。

しかし、現実的な運用を考えると、以下の仕様に落ち着く可能性が高いです。

  • 一定の「上限数」が設けられる: 現在でも、Googleアカウントを新規作成する際の本人確認(SMS認証)では、同じ電話番号を使い回すことができますが、「短期間に作成できる上限」「累計で紐付けられる上限(数個程度)」が設定されています。
  • すべてが1つに制限されるわけではない: 仕事用とプライベート用、あるいは家族の管理用などで複数アカウントを持つことは一般的なため、1つの電話番号に対して「完全に1つのアカウントのみ」と制限してしまうと、多くの一般ユーザーに支障が出ます。そのため、「1番号につき、常識的な範囲(例えば3〜5個など)までは15GBの適用を認める」といった、段階的な制限(しきい値)が設けられるのが現実的です。

3. 既存のGmailユーザーへの影響は?

既存のユーザーにとっては「大惨事」にはなりません。ご安心ください。

Googleの声明や報道によると、この変更は「新しく作成されるアカウント」のみが対象です。すでに所有している既存のGoogleアカウントやGmailについては、電話番号が未登録のサブアカウントであっても、現在の15GBのストレージが没収されたり5GBに減らされたりすることはありません。

また、Googleの公式サポートページの文言が「15GBのクラウドストレージを提供」から「最大15GBのクラウドストレージを提供」へと静かに改定されたことも確認されており、今後このテストが正式に世界展開される可能性は高いとみられています。

既存ユーザーへの実害はありませんが、今後新しく検証用や用途別のアカウントを作ろうとする際には、少し窮屈な仕様になりそうです。