図1 塩化アンモニウム水溶液を用いた実験の様子

図1 塩化アンモニウム水溶液を用いた実験の様子

振動により中央部が微細化したAl-Cu合金の結晶粒

図2  振動により中央部が微細化したAl-Cu合金の結晶粒

1.研究室名 北九州工業高等専門学校 生産デザイン工学科 機械創造システムコース
2.所在地

〒802-0985
福岡県北九州市小倉南区志井5丁目20番1号

3.研究室URL
4.連絡先メールアドレス

yoshitake(a)kct.ac.jp
*(a)を@に変えてお送りください

5.研究室の概要

鋳込み時に鋳型に振動を与えると結晶粒が微細化します.結晶粒の微細化は材料の機械的性質の向上に繋がります.本研究室ではその結晶粒微細化に及ぼす各種条件の影響を調査するとともに,微細化現象のメカニズム解明に取り組んでいます.
メカニズム解明の補助として、塩化アンモニウム水溶液を用いたモデル実験を実施しています.実際に合金で実験を行うと時間も手間も大きくかかりますが,モデル実験であれば比較的容易に実験ができます.

6.キーワード アルミニウム合金
7.研究室の人員構成

講師:吉武靖生
専攻科生:1名
本科生:5名

(2022年4月現在)

8.所属学会 公益社団法人日本鋳造工学会/一般社団法人日本機械学会
9.鋳造技術関連の
  主な研究テーマ

・振動鋳型装置を用いたAl合金の結晶粒微細化に及ぼす各種条件の影響の調査
・振動鋳型装置を用いたAl合金の結晶粒微細化メカニズムの解明
・塩化アンモニウム水溶液を用いた振動鋳型実験のモデル実験
・VRを用いたキュポラ鋳造実習教材の開発

10.鋳造関連の
  主な研究設備,装置

振動鋳型装置(モデル実験用),光学顕微鏡

11.技術相談が受けられる分野
  /連携可能な分野

鋳型の機械的振動,教育機関でのキュポラを用いた鋳造実習に関する相談/鋳型の機械的振動,教育機関でのキュポラ溶解に関する共同研究など

12.設備・装置の使用の可否
  /依頼試験の可否
設備・装置の使用 : 否 (備考 : )
依頼試験 : 否 (備考 : )
13.産学連携状況
14.その他特記事項
  (特許・受賞等)

2020年4月 技術奨励賞(日本鋳造工学会九州支部)
2018年9月 The Best Young Researcher Award (The 73th World Foundry   
        Congress Polish Foundrymen's association)

15.記載日