バイオコークスを用いた溶解風景

バイオコークスを用いた溶解風景

未利用バイオマスを石炭コークス代替材料に変える

未利用バイオマスを石炭コークス代替材料に変える

1.研究室名 近畿大学 バイオコークス研究所 鉄鋼材料研究室
2.所在地

〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
TEL 06-4307-3493  FAX 06-6727-2024

3.研究室URL

https://www.kindai.ac.jp/bio-coke/

4.連絡先メールアドレス

tomita(a)mech.kindai.ac.jp
*(a)を@に変えてお送りください

5.研究室の概要

鋳鉄を基本とした研究を行っており, 環境保護の観点から環境に優しい鋳造に関する研究を中心に行っています. 近畿大学で開発したバイオコークスを, 石炭コークスや加炭材の代替材として用いることでCO2, SOx, NOxなどの排出量を抑えた鋳造を行っています. 一方で, 鋳ぐるみ技術を用いた様々な材料と鋳鉄との複合化の研究を行うと共に, 黒鉛の成長に及ぼす微量元素の影響について検討を行っています. 

6.キーワード 片状黒鉛鋳鉄,球状黒鉛鋳鉄,CV黒鉛鋳鉄,合金鋳鉄,鋳ぐるみ,バイオコークス
7.研究室の人員構成

講師 : 冨田 義弘

(2014年3月現在)

8.所属学会 日本鋳造工学会/日本金属学会/日本機械学会/スマートプロセス学会/エネルギー・資源学会
9.鋳造技術関連の
  主な研究テーマ

バイオコークスを用いた銑鉄レス鋳造
誘導溶解炉におけるバイオコークスの加炭材の代替効果
鋳ぐるみ技術を用いたステンレスパイプと鋳鉄による複合化
鋳鉄の黒鉛形状に及ぼす微量元素の影響

10.鋳造関連の
  主な研究設備,装置

30kg高周波溶解炉,アムスラー型万能試験機(15t),走査型電子顕微鏡(EPMA),蛍光X線,透過型電子顕微鏡(TEM),金属用光学顕微鏡,レーザ走査顕微鏡,熱分析装置,ピンオンディスク型摩擦摩耗試験器,ブリネル硬さ試験機,ビッカース硬さ試験機,

11.技術相談が受けられる分野
  /連携可能な分野

鋳造技術に関する技術相談,共同研究等

12.設備・装置の使用の可否
  /依頼試験の可否
設備・装置の使用 : 否 (備考 : )
依頼試験 : 可 (備考 : )
13.産学連携状況

鋳造会社やバイオコークス製造、事業化促進企業から受託研究を受けている。また、市町村や各種団体との協議会や検討委員会においてアドバイザーとして協力している。

14.その他特記事項
  (特許・受賞等)
15.記載日 2014年