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Vol.90 No.9 東北支部YFEの活動紹介

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Vol.90 No.9 東北支部YFEの活動紹介

東北支部では,昨年9月29日~10月2日に開催された第170回全国講演大会に合わせて支部会報第53号(大会記念号)を発行し,「東北支部YFE」を特集しました.今回のYFE便りでは,ここに掲載された東北支部YFE大会の記録やエピソードの一部をご紹介したいと思います.

東北支部YFE活動の記録(平成4年~平成28年)より

 活動の記録を改めて眺めますと,この間計24回のYFE大会を開催しており,第1回,第3回を東北大学で行った他は,全て温泉旅館での開催でした.例年,午後に講演や研究・事例発表を実施しますが,大学の先生方のお話しだけでなく,若手技術者による工程改善や不良対策など現場に近い話題も多数発表されています.また,第11,13,14回での鋳造方案,第20回での鋳造シミュレーション,第21回での溶湯処理,第23回での鋳物砂など,特集テーマを組んだ大会もあり,共通の課題に対し大いに議論が盛り上がりました.

東北支部YFEの思い出・期待することより(抜粋)

・前澤給装工業株式会社 村田秀明氏

 東北支部のYFE発足は,当時支部長であった故井川克也先生(東北大学)からの指令によるものでした.各県から幹事1名ずつが選任され,各県持ち回りで大会を開催すること,懇親会を併催すること,堅苦しくなく参加できること,実年齢は問わないこと,となりました.

福島県相馬市においての大会(第11回,平成15年)で,「鋳造方案入門」というテーマで,模型の製作指示,湯道・押し湯形状の立案,簡単な事例を用いた演習を行ったことが,私自身一番印象深いこととして残っています.(中略)実際にやってみると,意外と興味を持っていただいて,全員が自分なりの方案設計を行っていました.懇親会で,某大学教授をはじめとして鋳物製造に直接関わったことのない方々から,勉強になったよ,おもしろかったよ,と言ってもらえたことで,真面目にやって良かったと胸をなでおろしました.

 

・高周波鋳造株式会社 渋谷慎一郎氏

青森県が第7回(平成9年)の担当になった時,発表会の内容よりまず温泉をどこにするかを考えました.(中略)結局八戸市内を探したところ「新八温泉」という施設があり,交渉することにしました.担当の方に,泊りがけで鋳物の研究発表会を開くと説明しても,“え?”と何度も聞き返され,畳の部屋と宴会場はあるけれど,そんな高尚な会を催す設備も洋室もないと言われ困りました.参加者が若い人ばかりなので,畳に長時間座っても腰が痛いとか言わないと思い,椅子はあきらめOHPとスクリーンは会社から持ち込むことにしました.畳の部屋で胡坐を掻きながらの発表会は,少し肩の力が抜けた感じで質疑応答がいつもより活発に行われ,大変うれしく思ったのを覚えています.

・岩手大学 平塚貞人氏

第2回東北支部YFE大会は,平成4年11月5日~6日に岩手のつなぎ温泉のホテルで開催された.(中略)この回で一番盛り上がったのは,情報交流会(懇親会)であった.席上では自己紹介や技術的交流が活発に行なわれ,毎回隣の人と話すのに,かなり声を大きくしないと相手が聞き取れないほどであった.東北6県から初めて参加する若手鋳造技術者が楽しく会話する光景を見ると,YFEの目的である「若手技術者の交流」は充分果たせていると感じた次第である.YFE大会の温泉地開催を初めて企画した私としては,「まさしくこれは,温泉での宿泊効果である」と思っている.

・株式会社ハッピープロダクツ 梶原豊氏

第9回(平成12年),山形厚生年金休暇センター

YFE大会だけに,懇親会後にも関わらず若者の食欲は旺盛でありました.会場内の二次会部屋では「何を買い出しに行くか?」の話題で盛り上がり,タクシーで麓のお店へ牛丼10数名分を調達しに出動.無事帰ってきたかと思いきや,既に門限が過ぎ出入口は全て施錠済みで館内に入れない状況となっていました.大量の牛丼を持ちながらウロウロ入口を探すも見つからず・・・.関係者へ電話し,ようやく通用口から無事帰還することができました.

・元山形県工業技術センター 山田享氏

山形で東北支部第4回のYFE大会が開催されることになった1994年,山形組で作戦を練っていた.YFEが組織され若手のつきあいは始まったが,会社の垣根を越えて互いに相談しあうまでにはなっていない.そのためには,勉強だけではダメだ,飲まなくてはならない.大会参加者には一人残らず宴会に出てもらおう.そのためには温泉旅館だ.天童温泉?町の中ではダメだ.人里離れた山の上,蔵王のやまびこ荘(現存せず)が良い.ここからなら,外遊びにも行けないだろう.合言葉は「帰すもんか!」だ.

 

 このように振り返ってみますと,真面目な勉強も重要ながら,若手のネットワークづくり,そのための懇親会に全力を尽くしてきた歴史が改めて見て取れます.東北の鋳造が益々盛り上がるように,今後とも活発に活動したいと考えています.

 なお,東北支部会報は支部ホームページにもアップしておりますので,どうぞご覧ください. 

 

連絡先

(公社)日本鋳造工学会 東北支部YFE 
金内 一徳
〒990-2251 山形県山形市立谷川二丁目1213番地の1
株式会社ハッピープロダクツ
TEL: 023-686-4121
 E-mail:kanauchi.katsunori(a)happypdt.com *(a)を@に変えてください.

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