鋳造工学

鋳造は数千年に及ぶ長い歴史を背景に,
自動車,航空,宇宙,原子力,コンピュータ産業など
先端技術開発への進出,拡大を続けています.
それを学問的・技術的に追究する“鋳造工学”は幅広い分野を扱う総合学問です.

2020年は初の試みとして,誌上講演大会と学生オンライン講演大会を実施しました.
2021年には完全オンライン講演大会,会場講演とのハイブリッド講演大会も実現.
これからもより多くの方々が参加し易い講演大会,セミナー等を企画します.

自由に研究成果や技術情報を発信したり,
鋳造技術にかかわる各種情報を共有化することができるコミュニティの場として
学会誌『鋳造工学』を毎月発刊しています.

研究委員会の下に常設 11 の研究部会が設けられています.それぞれ専門家による研究,調査,交流を活発に行っており,その活動の成果は研究報告書として発行されるとともにシンポジウムを開催して広く公開されています.

「日本鋳造工学会」とは

昭和 7 (1932 )年 5 月に設立された鋳造に関する学術団体です.
鋳造工学に係わる学術および技術の振興を図り,
日本および世界のものづくり基盤産業の発展に寄与し,社会の豊かな生活を実現します.

学会誌『鋳造工学』の鋳造に関するQ&Aコーナー「ズバリ回答・・・今さら聞けないこんなこと」。鋳造に関して「日頃から疑問に感じていること」、「知りたい情報」など様々な質問に各分野の専門家に回答していただきます。
会誌『鋳造工学』は,第85巻(2013年)から表紙のデザインを一新し,毎月,さまざまな写真を掲載しています.ここでは,その写真とその説明を一挙紹介します. また,各巻の1,2号は,優れた鋳物に贈られる「Castings of the Year賞」の前年の受賞作を紹介しています.
鋳造界で活躍する人々に,鋳物とのかかわりや将来の夢などを中心に,さまざまなお話をうかがいました.「鋳物人(いもじん)」とは,“鋳物を通じて集まった人々のコミュニティ”を指す造語です.溶湯よりも熱い「鋳物人」の魅力に出会えます.
各支部で取り組んでいる若手技術者の育成の一環として行われている応援プロジェクト「YFE活動」をご紹介いたします。

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