Vol.88 No.10　東北支部YFEの活動紹介とYFE大会へのお誘い

今回のYFEだよりは東北支部より，東北支部YFEの年間の活動内容についてご紹介するとともに，11月に青森県八戸市にて開催予定のYFE大会について宣伝させていただきます！

　仙台市内の小学6年生を対象として，7月と10月に2日間ずつ開催されます．いもの教室はその1テーマとして行われ，計120名の児童が鋳造によるオリジナルキーホルダーづくりを体験しています．

　近年の子どもたちにとっては貴重な体験のようで，湯口・湯道部分や仕上げ用の研磨紙を欲しがる子どももいます．学生スタッフの積極的なコミュニケーションもあり，実習後に楽しかった人に挙手させると，全員が手を挙げる光景がとても印象的です！　将来のYFE会員になってくれると嬉しいですね！

　8月末に盛岡市の岩手大学ものづくり研究棟で開催され，例年，定員を超える受講生が参加しています．鋳物の生産工程や砂試験・材質検査などについて，2泊3日で座学と実習を行います．

　恒例の交流会では，受講生同士や講師スタッフとの交流に加え，受講生の自己紹介で盛り上がります．昨年度からはYFE会員による講演も取り入れ，会員増加を目指しています！

　9月に秋田市で開催され，小学生～高校生を対象に，ものづくりの楽しさを体験してもらっています．

　3DCADでオリジナルベーゴマをモデリングし，3Dプリンターで作製した模型を用いて砂型鋳造を行うことを通じて，デジタルエンジニアリングによる鋳造技術について実習しています！

　昨年度の様子は2015年2月号のYFEだよりで紹介させていただきましたが，今年度は11月に八戸市にて開催予定です．もちろん他支部の方の参加もOKです！

　例年，東北6県以外にも，関東や北陸からもご参加いただいています．1泊2日で講演会，懇親会，工場見学会と盛りだくさんですので，楽しんでいただけると思います．案内は支部ホームページ（http://www.jfs-tohoku.jp/）に掲載します．

　最後に余談ですが，支部会報の表紙が今年リニューアルしました．山形県工業技術センターの松木さんによる，インゴットを並べたユニークな応募作品が採用されました！また，支部ホームページ（http://www.jfs-tohoku.jp/）もリニューアル予定です．こちらもお楽しみに！

（公社）日本鋳造工学会　東北支部YFE　後藤　育壮
〒010-8502 秋田市手形学園町1-1　秋田大学大学院理工学研究科物質科学専攻材料理工学コース
TEL：018-889-2420　FAX：018-837-0403　E-mail：goto@gipc.akita-u.ac.jp